LightWaveでヴァイオリンの線画を出力

2024/01/01MediBang Paint,LightWave

使用したバージョンはLightWave2018です。

ヴァイオリン 完成ほしぶどう宮野ともちか

ヴァイオリンのモデリング。

ヴァイオリン モデリングほしぶどう宮野ともちか

このモデルをモデラーからレイアウトに送ります。

モデラーからレイアウトへ 01ほしぶどう宮野ともちか
モデラーからレイアウトへ 02ほしぶどう宮野ともちか

カメラを移動してアングルを決めます。

カメラアングルほしぶどう宮野ともちか

背景の色を白にします。

背景を白ほしぶどう宮野ともちか

色・質感編集からマテリアルをスタンダード。

シェーディングモデルはサブリメーションセルシェーダーを選択。

マテリアル スタンダードほしぶどう宮野ともちか
シェーディングモデル サブリメーションセルシェーダーほしぶどう宮野ともちか

サブリメーションセルシェーダーのオプションを選択。

サブリメーションセルシェーダー オプションほしぶどう宮野ともちか

このように設定しました。

サブリメーションセルシェーダー 設定ほしぶどう宮野ともちか

ライトのプロパティを開いてライトの明るさを1.0lxに設定します。

ライト プロパティほしぶどう宮野ともちか

violin2_v76.Layer1がヴァイオリン本体のオブジェクトで
violin2_v76.Layer3が弦のオブジェクトという構成になってます。

ヴァイオリン 本体ほしぶどう宮野ともちか
弦ほしぶどう宮野ともちか

VPRで表示させた状態。

VPR 01ほしぶどう宮野ともちか

線画を表示させます。

ヴァイオリン本体のオブジェクトviolin2_v76.Layer1を選択して
オブジェクトのプロパティを開きます。

プリミティブ>輪郭。

シルエットエッジ2.0pixels。

鋭角の折り目2.0pixels。

交差エッジ1.0pixelsに設定しました。

ヴァイオリン 本体 線画設定ほしぶどう宮野ともちか

今回の画像サイズは640×480なので線を細くしてますが
1200dpiの漫画原稿に使うときは
シルエットエッジと鋭角の折り目を10.0pixels
交差エッジを5.0pixelsにしています。

次に弦の線画を出力するのですが
このモデルの弦は12角の円柱で作ってある為
シルエットエッジで線画を出力すると
線が2本になってしまいます。

弦 12角柱ほしぶどう宮野ともちか
弦の線が2本にほしぶどう宮野ともちか

そこで、ちょっと小技を使います。

モデラーに戻って
弦の12角柱の下半分に
ウェイトを付けて
lineと名前を付けました。

12角柱の下半分にウェイトほしぶどう宮野ともちか
ウェイトの名前をlineにほしぶどう宮野ともちか

弦のオブジェクトviolin2_v76.Layer3を選択して
オブジェクトのプロパティを開きます。

プリミティブ>輪郭。

シルエットエッジ2.0pixels。

ノード編集にチェックを入れてノード編集をクリック。

ノードエディターを開きます。

弦 線画 設定ほしぶどう宮野ともちか

ウェイトマップノードにlineを選択して
Silhouette Edges Taperと接続します。

ノードエディターほしぶどう宮野ともちか

弦の線が1本になりました。

弦の線が1本にほしぶどう宮野ともちか

カメラのプロパティを開いて
適正サンプリングのチェックを外します。

適正サンプリング オフほしぶどう宮野ともちか

適正サンプリング、オンでアンチエイリアスがかかり
適正サンプリング、オフでアンチエイリアスがオフになります。

VPRで表示させてみます。

VPR 02ほしぶどう宮野ともちか

色・質感編集のスムースしきい値の値を調節すると
出したい線をある程度調節出来ます。

スムースしきい値ほしぶどう宮野ともちか

レンダープロパティを開いて
バッファを選択。

Final_RenderとEdgeにチェックを入れて
F9ボタンを押してレンダリング。

レンダープロパティほしぶどう宮野ともちか

イメージビューワーのファイルから全バッファを保存。

ファイル形式はLW_PNG32(png)を選択。

イメージビューワーほしぶどう宮野ともちか
全バッファを保存ほしぶどう宮野ともちか
ヴァイオリン 03ほしぶどう宮野ともちか
Final_Render
ヴァイオリン 03 Edgesほしぶどう宮野ともちか
Edges

メディバンペイントに画像を読み込みます。

メディバンペイントに読み込むほしぶどう宮野ともちか

Edgesレイヤーを選択して
選択範囲>レイヤーを元に作成/不透明度。

Edgesを選択ほしぶどう宮野ともちか
レイヤーを元に作成 不透明度ほしぶどう宮野ともちか

Final_Renderレイヤーを選択してEdgesレイヤーを非表示。

透明を選択した塗りつぶしツールで線画を消します。

Final_Renderを選択してEdgesを非表示ほしぶどう宮野ともちか
グラデーショントーン 塗りつぶしツールほしぶどう宮野ともちか
線画を消すほしぶどう宮野ともちか

ベタになる部分をコピー&ペーストして
ベタレイヤーを作ります。

ベタレイヤーを作成ほしぶどう宮野ともちか

フィルタ>レベル補正で
ベタレイヤーの影を黒くします。

レベル補正ほしぶどう宮野ともちか
レベル補正で黒くするほしぶどう宮野ともちか

ベタレイヤーを1bitレイヤーに変換。

1bitレイヤーに変換 01ほしぶどう宮野ともちか
1bitレイヤーに変換 02ほしぶどう宮野ともちか

Final_Renderレイヤーの影をトーン指定用にレイヤーにします。

Final_Renderレイヤーを選択して
フィルタ>レベル補正でFinal_Renderレイヤーの影を黒くします。

Final_Renderレイヤーを1bitレイヤーに変換。

Final_Renderを選択ほしぶどう宮野ともちか
Final_Renderレイヤーを1bitレイヤーに変換ほしぶどう宮野ともちか

Final_Renderレイヤーを選択して
選択範囲>レイヤーを元に作成/不透明度。

Final_Renderレイヤーを非表示にして
新しく作ったトーン貼り用のレイヤーを選択。

レイヤーを元に作成 不透明度ほしぶどう宮野ともちか
Final_Renderを非表示にしてレイヤーを元に作成 不透明度ほしぶどう宮野ともちか
トーンレイヤーを選択してほしぶどう宮野ともちか

トーンを貼って完成。

トーンを貼るほしぶどう宮野ともちか
トーンを貼って完成ほしぶどう宮野ともちか
ヴァイオリン 05ほしぶどう宮野ともちか

LightWaveの記事はこちら

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