MediBang Paint LightWave

LightWaveでヴァイオリンの線画を出力

投稿日:2020/06/02 更新日:

使用したバージョンはLightWave2018です。

ヴァイオリン 完成ほしぶどう宮野ともちか

ヴァイオリンのモデリング。

ヴァイオリン モデリングほしぶどう宮野ともちか

このモデルをモデラーからレイアウトに送ります。

モデラーからレイアウトへ 01ほしぶどう宮野ともちか
モデラーからレイアウトへ 02ほしぶどう宮野ともちか

カメラを移動してアングルを決めます。

カメラアングルほしぶどう宮野ともちか

背景の色を白にします。

背景を白ほしぶどう宮野ともちか

色・質感編集からマテリアルをスタンダード。

シェーディングモデルはサブリメーションセルシェーダーを選択。

マテリアル スタンダードほしぶどう宮野ともちか
シェーディングモデル サブリメーションセルシェーダーほしぶどう宮野ともちか

サブリメーションセルシェーダーのオプションを選択。

サブリメーションセルシェーダー オプションほしぶどう宮野ともちか

このように設定しました。

サブリメーションセルシェーダー 設定ほしぶどう宮野ともちか

ライトのプロパティを開いてライトの明るさを1.0lxに設定します。

ライト プロパティほしぶどう宮野ともちか

violin2_v76.Layer1がヴァイオリン本体のオブジェクトで
violin2_v76.Layer3が弦のオブジェクトという構成になってます。

ヴァイオリン 本体ほしぶどう宮野ともちか
弦ほしぶどう宮野ともちか

VPRで表示させた状態。

VPR 01ほしぶどう宮野ともちか

線画を表示させます。

ヴァイオリン本体のオブジェクトviolin2_v76.Layer1を選択して
オブジェクトのプロパティを開きます。

プリミティブ>輪郭。

シルエットエッジ2.0pixels。

鋭角の折り目2.0pixels。

交差エッジ1.0pixelsに設定しました。

ヴァイオリン 本体 線画設定ほしぶどう宮野ともちか

今回の画像サイズは640×480なので線を細くしてますが
1200dpiの漫画原稿に使うときは
シルエットエッジと鋭角の折り目を10.0pixels
交差エッジを5.0pixelsにしています。

次に弦の線画を出力するのですが
このモデルの弦は12角の円柱で作ってある為
シルエットエッジで線画を出力すると
線が2本になってしまいます。

弦 12角柱ほしぶどう宮野ともちか
弦の線が2本にほしぶどう宮野ともちか

そこで、ちょっと小技を使います。

モデラーに戻って
弦の12角柱の下半分に
ウェイトを付けて
lineと名前を付けました。

12角柱の下半分にウェイトほしぶどう宮野ともちか
ウェイトの名前をlineにほしぶどう宮野ともちか

弦のオブジェクトviolin2_v76.Layer3を選択して
オブジェクトのプロパティを開きます。

プリミティブ>輪郭。

シルエットエッジ2.0pixels。

ノード編集にチェックを入れてノード編集をクリック。

ノードエディターを開きます。

弦 線画 設定ほしぶどう宮野ともちか

ウェイトマップノードにlineを選択して
Silhouette Edges Taperと接続します。

ノードエディターほしぶどう宮野ともちか

弦の線が1本になりました。

弦の線が1本にほしぶどう宮野ともちか

カメラのプロパティを開いて
適正サンプリングのチェックを外します。

適正サンプリング オフほしぶどう宮野ともちか

適正サンプリング、オンでアンチエイリアスがかかり
適正サンプリング、オフでアンチエイリアスがオフになります。

VPRで表示させてみます。

VPR 02ほしぶどう宮野ともちか

色・質感編集のスムースしきい値の値を調節すると
出したい線をある程度調節出来ます。

スムースしきい値ほしぶどう宮野ともちか

レンダープロパティを開いて
バッファを選択。

Final_RenderとEdgeにチェックを入れて
F9ボタンを押してレンダリング。

レンダープロパティほしぶどう宮野ともちか

イメージビューワーのファイルから全バッファを保存。

ファイル形式はLW_PNG32(png)を選択。

イメージビューワーほしぶどう宮野ともちか
全バッファを保存ほしぶどう宮野ともちか
ヴァイオリン 03ほしぶどう宮野ともちか
Final_Render
ヴァイオリン 03 Edgesほしぶどう宮野ともちか
Edges

メディバンペイントに画像を読み込みます。

メディバンペイントに読み込むほしぶどう宮野ともちか

Edgesレイヤーを選択して
選択範囲>レイヤーを元に作成/不透明度。

Edgesを選択ほしぶどう宮野ともちか
レイヤーを元に作成 不透明度ほしぶどう宮野ともちか

Final_Renderレイヤーを選択してEdgesレイヤーを非表示。

透明を選択した塗りつぶしツールで線画を消します。

Final_Renderを選択してEdgesを非表示ほしぶどう宮野ともちか
グラデーショントーン 塗りつぶしツールほしぶどう宮野ともちか
線画を消すほしぶどう宮野ともちか

ベタになる部分をコピー&ペーストして
ベタレイヤーを作ります。

ベタレイヤーを作成ほしぶどう宮野ともちか

フィルタ>レベル補正で
ベタレイヤーの影を黒くします。

レベル補正ほしぶどう宮野ともちか
レベル補正で黒くするほしぶどう宮野ともちか

ベタレイヤーを1bitレイヤーに変換。

1bitレイヤーに変換 01ほしぶどう宮野ともちか
1bitレイヤーに変換 02ほしぶどう宮野ともちか

Final_Renderレイヤーの影をトーン指定用にレイヤーにします。

Final_Renderレイヤーを選択して
フィルタ>レベル補正でFinal_Renderレイヤーの影を黒くします。

Final_Renderレイヤーを1bitレイヤーに変換。

Final_Renderを選択ほしぶどう宮野ともちか
Final_Renderレイヤーを1bitレイヤーに変換ほしぶどう宮野ともちか

Final_Renderレイヤーを選択して
選択範囲>レイヤーを元に作成/不透明度。

Final_Renderレイヤーを非表示にして
新しく作ったトーン貼り用のレイヤーを選択。

レイヤーを元に作成 不透明度ほしぶどう宮野ともちか
Final_Renderを非表示にしてレイヤーを元に作成 不透明度ほしぶどう宮野ともちか
トーンレイヤーを選択してほしぶどう宮野ともちか

トーンを貼って完成。

トーンを貼るほしぶどう宮野ともちか
トーンを貼って完成ほしぶどう宮野ともちか
ヴァイオリン 05ほしぶどう宮野ともちか

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