『王書』 ペルシア帝国の不滅隊 今月の2冊+1 2021年7月
アニメ『安達としまむら』を観ました。
百合は女向けのジャンルなので
スルーしてたのですが
作者が入間人間様だと気付いて視聴決定。
しまむらの描写が秀逸。
とぼけていて、どこか投げやりで
欲望は薄い、と思いきや
限られた選択肢の中で、より良い選択をしようとする
貪欲さも持っている。
何とも不思議で
そこはかとない魅力のあるキャラクターです。
今月の2冊+1 2021年7月
1.王書: 古代ペルシャの神話・伝説
ケルト人の起源はイランにありそうだと言う事で
ペルシャの神話と伝説です。
主要武器は鎚矛、メイス。
使い方は
騎兵同士の戦闘で
敵の馬の頭を鎚の部分で殴って
落馬した騎兵を上から矛の部分でぶっ刺す。
と予想。
想像しただけで痛そうですが。
神話の時代なので登場人物の寿命が700年とか1000年とか
異常に長い。
1000年も自己研鑽を積めば普通の人でも
伝説の1つも作れそうです。
ザールとかサームとかルーダーベとかスーダーベとか
似た様な名前がいっぱい出てきて覚えられませんが
善神アフラ・マズダーと悪神アフリーマンだけ覚えておけば
良いでしょう。
天地創造の神話、最後の審判、偶像崇拝の禁止。
旧約聖書の原型は既にペルシャの神話で出来ているみたいですが
この本ではその辺のストーリーは省かれています。
2.ペルシア帝国 (「知の再発見」双書)
ペルシアなのかペルシャなのか、ギリシアなのかギリシャなのか
謎は深まります。
『王書』は文字ばかりなので
ビジュアルの補足として
この本を買ったのですが
『王書』とは時代が違う様です。
アケメネス朝以降の歴史の話ばかりで
ペルシア神話の登場人物の服装は結局分りませんでした。
ペルシア人は先史時代にロシア南部のステップ地帯や
中央ヨーロッパの森林地帯で遊牧生活を送っていたそうです。
つまり
ケルト人とは、先史時代にロシア南部や
中央ヨーロッパからイランに移住して
さらにイランからヨーロッパに渡った出戻り民族の様です。
ケルト人がインド・ヨーロッパ語族なのは
元々ヨーロッパに住んでいたから。
イランとイラクは地理的には隣ですが
イランより北はインド・ヨーロッパ語族。
イラクより南は
アフロ・アジア語族と
ざっくり覚えておけば問題なさそうです。
+1.望月けい画集 人間よ強欲であれ
ネーム原作は諦めて
絵で勝負する事にしました。
と言う訳で
上手い人の絵を見る様にしています。
望月けい様の事は
『バーチャル人狼ゲーム』で知ったのですが
『バーチャル人狼ゲーム』のイラストは小さく1枚だけという
がっかり仕様の画集です。
もっと大きい絵を載せて欲しいと思うのは
強欲なのでしょうか?
ペルシアの不滅隊です。
隊と言いつつ1人しか描いていませんが。
『オペラグラス』はこちらから読む事が出来ます
『オペラグラス』試し読み
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