空気を描く
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前回の記事で
石膏、静物、人物、背景、そして空気。
眼に見える物で描けない物はありません。
と述べました。
デッサンについての記事
「いやいや空気は透明だから見えないだろう!?」
と思うかも知れませんが
空気は見えます。
例えば桜。
桜が舞い落ちるところを思い浮かべて下さい。
桜の花びらが
秒速何センチメートルで落ちるかは
分かりませんが
空気の流れを感じませんか?
例えば落ち葉。
つむじ風で
落ち葉が舞っているのを
見た事がある人は多いと思いますが
空気の流れが分かります。
風で女の子の帽子が飛ぶ。
だんだん空気が見えて来たでしょう?
ワンピースが風でめくれる。
空気は「透明で見えない」
という先入観があると
見えませんが
見ようと思って意識すると見えて来ます。
空気は見える。
だから描ける。
空気を描いている。
これが『ゆびさきミルクティー』が
透明感のある絵柄と呼ばれる所以です。
『ゆびさきミルクティー』はこちらから読む事が出来ます
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『リカ』はこちらから読む事が出来ます
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漫画の描き方記事はこちら