NEXT YA期待賞受賞者にお勧めの絵の練習方法
※ヤングアニマルの新人漫画賞
NEXT YA期待賞受賞者に向けての記事です。
滅茶苦茶狭い限定的な人に向けての記事ですが
行きます。
NEXT YA期待賞受賞おめでとうございます。
これは凄い事です。
漫画家志望者は10人に1人しか漫画を描いていません。
作品を完成させたというのがまず凄いし
そして漫画を描いている投稿者の中ではトップ。
つまり
NEXT YA期待賞を受賞するという事は
漫画家志望者の上位1%に入っている
という事です。
まずは自分を褒めましょう。
良くやった。
偉い。
やる事を１つにしぼる
感動に浸っている間もなく
「次はああしろ、次はこうしろ」
一度も漫画を描いた事のない編集者が毒親ムーブを
かまして来ます。
1万円ぽっきりで更に高い要求をしてくる編集者には
うんざり。
ウーバーイーツで働いた方が金銭的にまだマシです。
しかし期待賞まで来たら
デビューまであと一歩。
どうせやるなら、なるべく少ない労力で
デビューを目指したい物です。
ストーリー構成、演出、独創的なネタ。
全部後回し。
身も蓋もない言い方ですが
画力が掲載レベルに
達しいていれば
ストーリーは適当でも載ります。
ストーリーは
好きな子と
自転車で二人乗りする話とかで良いし
難しく考えなくて良いです。
まずは掲載レベルの画力を目指しましょう。
期待賞受賞者は画力が高い
NEXT YA期待賞を受賞する人は漫画家志望者の上位1%。
画力は高いはずです。
おそらく
学校では
絵が一番上手かったという人が
多いのではないでしょうか。
しかし雑誌に掲載されないと言う事は
掲載レベルに達していない。
審査している編集者に上手いと思われていない
と言うのが現実です。
編集者は
連載しているプロの漫画の原稿を見慣れているので
目が肥えている
やっかいな読者の様な物。
比較の対象が
連載しているプロの漫画なので
連載漫画の描き込みが増えれば
新人に要求される描き込みも増える。
迷惑な話です。
漫画やイラストを描き始める年齢は
低年齢化してるのに
新人漫画家のデビューの年齢が上がっているのは
これが原因です。
期待賞受賞者は本来の画力は高いのだから
編集者に「上手い」と思わせるだけで良い。
絵が上手く見えないのは2回デフォルメをしているから
本来画力が高いはずなのに
画力が低いと思われているのは
漫画の絵を真似して
自分なりの絵柄にアレンジしているからす。
犬や馬などを資料を見ながら描けば
そっくりに描けるのに人物、キャラクターは下手。
心当たりはありませんか？
既存の漫画の絵は現実の人間を
漫画的にデフォルメした物です。
既にデフォルメされてる漫画の絵を
自分流にアレンジしたら
デフォルメされた絵を
更にデフォルメしている事になります。
現実の人間を2回デフォルメしている事になるので
デフォルメがきつ過ぎます。
これが本来の画力が高いのに
絵が下手に見える事の正体です。
漫画の絵を真似して
自分流にアレンジしている人は
自分で思っている以上に絵が現実の人間と
かけ離れています。
ヤングアニマルのグラビアやアイドルの写真集を模写する
まず
現実の人間がどんな骨格なのか
服のしわはどうなっているのかを
実際に描いてみる。
そして
現実の人間の人体の構造や服のしわが
どうなってるのか解ったら
元の自分の絵柄に戻す。
この練習をする事で
現実の人間から漫画的な絵へのデフォルメが
1回になるので
かなり整った絵になるはずです。
こんな感じで10枚ぐらい描くと良いです。
今回はブログに載せる用に描いたのでフリー素材の写真を使いましたが
ブログに載せる必要のない人は
ヤングアニマルのグラビアや好きなアイドルの写真集を
買って来て模写すると良いです。
好きなアイドルをまさか不細工に描く訳にはいかないので
高いモチベーションで描けます。
写真は、ぱくたそ様の素材を使用しました。
新人漫画家向けの記事
https://raisinsec.com/young-animal-debut/
